遊ぶ

カレンダー

2023年6月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

月別アーカイブ

2022年8月アーカイブ

2022年8月30日 13:03

珍しいコケを見に行こう、と同僚の行楽の達人に誘われ、

少し足を延ばして岡谷市まで出かけました。

目的地周辺に駐車場がないということで、車は出早公園に停め、

住宅街の中の細い上り坂を10分ほど歩いて行くと・・・

IMG_0589-2.jpg IMG_0596-2.jpg 

着きました。目的地は、「唐櫃石(かろうといし)古墳」。

読み仮名がなければ一生読めそうにない名前です。

思い起こせば小中学校の時には、遠足や社会見学でいくつか古墳を見た気がしますが、

大人になってから積極的に見に行くのは初めてかもしれません。

少し離れて円墳の様子を眺めます。

石室の入口に鉄柵がはまっているのが少し物々しいですが、

これが、今回見に来たコケを保護するためのものでした。

IMG_0591-2.jpg IMG_0592-2.jpg

この古墳には、石室の中にヒカリゴケが自生しているのだそうです。

柵越しに覗いてみると、地面や石の上に鮮やかな黄緑色が見えました。

ヒカリゴケは光の反射で光って見えるということですが、

石室に差し込む光の変化の加減なのか、目が慣れたのか、

しばらく見ている間にどんどん光って見えてくるのが不思議でした。

そして、目で見るようには写真に写せないのも不思議でした・・・。

IMG_0599-2.jpg

古墳は高台にあり、はるかに諏訪湖が見えました。

例によって、遠くの眺望には縁のないゆるウォーキングですが、

晴れていればその向こうの山並みも見えることでしょう。(推測)

車を置いた駐車場に戻り、せっかくなので

出早雄小萩神社(いずはやおこはぎじんじゃ)の周囲も歩いてみることにしました。

またもや、読み仮名がなければ永遠に読めそうにない名前の登場です。

IMG_0610-2.jpg IMG_0602-2.jpg

こちらの神社は春のカタクリや秋の紅葉の名所として知られています。

IMG_0600-2.jpg

今は青モミジの景色が美しく、静かで厳かな雰囲気の場所です。

草木が豊かで、トンボやチョウなど小さな昆虫も飛び交っていました。

ジャノメチョウの仲間を見つけましたが、

デジタルなカメラを使いこなせずどうしてもピントがチョウに合いません。

同行の行楽の達人が、ちょうどよく羽を開いたところを

撮影してくれました。

P1000241.jpg P1000242.jpg

いつか、離れたチョウや鳥をズームで巧みに撮影したり、

暗がりで光るものを鮮やかに撮影したりしてみたいものです。

2022年8月12日 09:42

『恵泉蓼科ガーデン』夏のオープンガーデンが開催されます。

開催日 : 2022年 8月14日(日)

時 間 : 9:00~14:30(受付終了 14:00) 雨天決行

★ガーデン維持、協力金として大人1人800円をお願いいたします。

2022.8.14恵泉オープンガーデン.jpg

<注意事項>

 ・コロナ感染予防のため、ご自宅で検温のうえ、発熱症状のある方、体調不良の方は

  来園をお控えください。

 ・園内ではマスク着用をお願いします。また大声での会話はお控えください。

 ・園内での見学、買い物はほかの来園者との距離を取り、密集、密接を避けてください。

 ・園内は商業目的の写真撮影禁止、また植物やタネの持ち出しは禁止です。

 ・原則、飲食禁止ですが、飲み物についてはお持ちいただけます。

なお、ご来場の際は必要事項を記入した入園券が必要となります。

入園券は蓼科管理センターにおいてございます。

2022.8.14恵泉オープンガーデン案内(PDF版).pdf

□■ 恵泉蓼科ガーデン ホームページはこちら ■□

2022年8月 9日 11:12

暑い季節に快適にウォーキングをするなら、

標高の高いところか、直射日光を遮る木々の中です。

森林の中で、流水のそばなら一層涼しいに違いない、と

渓谷沿いに遊歩道が整備された横谷峡に出かけました。

IMG_0489.JPG

雨こそ降っていませんが、はたして直射日光の心配をする必要があったのか

疑問に思う、幽玄な霧の中です。

遠くに晴れ間も見えたので、天候が回復することを信じ、「乙女滝」から出発しました。

IMG_0481-2.jpg IMG_0483-2.jpg

滝までの道は多少急ですが、階段が整備されています。

階段の幅と歩幅を合わせるのが難しく、また前日の雨で木や石が滑りやすくなっており、

慎重に下りて行きました。

IMG_0487-2.jpg

乙女滝は落差が大きく、流れ落ちる滝を見上げる格好になるので

迫力があります。

この日は残念ながら霧と一体化していましたが、

晴れた日には細かい水の飛沫が爽やかに感じられることでしょう。

ここから渓谷沿いを歩く遊歩道に入っていきます。

途中、旅館の駐車場や建物の間を通るので少し動揺して挙動が不審になりましたが、

きちんと案内の矢印が表示されているので、道に迷うことはありません。

IMG_0494-2.jpg

山沿いに整備された道をしばらく歩くと、「霧降の滝」に着きました。

IMG_0492-2.jpg

落差はそれほどありませんが、繊細な細い筋になって落ちる滝が

美しかったです。

ゆるい傾斜の道をそのまま登っていくと、

崖岩が複雑な形状になっている「鷲岩」、

川底が大きな一枚の岩で形成されているという「一枚岩」を

見ることができました。

IMG_0496-2.jpg

IMG_0501-2.jpg IMG_0499-2.jpg

前日の雨で水量が多くなっていることもあり、濁流に見えますが、

水自体は澄んでいて、赤茶色に見えるのは岩盤の色です。

横谷峡を流れる渋川は、鉄分を多く含むと聞きますので

その影響なのだろうか、と思いながら、轟々と音を立てる流れを眺めます。

こちらも晴天の下で見れば、もう少し違った雰囲気でしょうか。

ここから少しずつ、道は渓谷から離れていきます。

IMG_0504-2.jpg

多少傾斜がきつめのところもあり、足元も石や砂利状の場所もありました。

水音や鳥の声を聞きながら、ゆっくり登っていきます。

ここまで来てもまだ青空は望めず、眺望がすっきりしないかわりに

空気はひんやりとして動きやすかったです。

またしばらく歩き、「王滝」を正面に見る四阿に到着しました。

IMG_0509-2.jpg

厳しい傾斜や難所はなく、全体的に歩きやすく整備された道で、

順調に歩けば乙女滝から小1時間で着くそうですが、

そこはゆるウォーキング、じりじりと続く登り坂にわずかしかない体力を奪われ

1時間20分くらいかかってたどり着きました。

そして、流水を見たり、水音を聞いたりしているうちにすっかり落ち着いてしまい、

四阿のベンチに根が生えたようになりました。

この先、さらに横谷観音展望台まで登る道もありますが、

けっこう急登だという話を聞き、ささやかな体力と相談した結果、

今回はここから乙女滝に引き返します。

IMG_0495-2.jpg IMG_0497-2.jpg

IMG_0514-2.jpg IMG_0517-2.jpg

下り坂では周りを見る余裕が出てきて、ジブリ映画に迷い込んだような風景や、

メルヘンなきのこを見つけたりして、楽しく歩きました。

乙女滝に戻った後、今度は車で、晴れていれば絶景が望める

横谷観音展望台まで行ってみました。

IMG_0521-2.jpg IMG_0523-2.jpg

低く垂れこめた灰色の雲・・・

むしろ、降らなかったのが不思議です。

どこまでも、眺望とは縁のないゆるウォーキングでした。

copyright(c)Mitsuinomori Co., Ltd. All Rights Reserved.