レンゲツツジの開花と新緑が気になり、御射鹿池周辺へ出掛けてみました。
梅雨に入ったとはいえ、日曜日ということもあり、
周辺駐車場は駐車できないほどのにぎわいになっていました。
さて、御射鹿池はどんな風景を見せてくれるでしょうか。
同じような写真になってしまいましたが、静かな風情も健在です。
ついでに、明治温泉のおしどり隠しの滝へも足をのばしました。
コンパクトデジカメでも、川の流れもそこそこ撮れますね。
最後は、やはり花々が気になります。
以上、御射鹿池近況でした。
なお、御射鹿池前の道路は、現在、交互通行となっております。
お越しの際は、気を付けてご通行ください。
季節はいよいよ6月。
別荘地周辺の山麓や、高山・高原の花々が、続々と咲く季節になりました。
そこで今回は、八ヶ岳山麓の花々を見ようと、車を走らせました。
車を止めて道なき道を歩くこと数時間、人知れず咲く花々に出会うことができました。
まずはユモトマムシグサ。別荘地内でもよく見かけるマムシグサより、
やや高所に咲くサトイモ科の植物で、全体緑色をしているのが特徴です。
こちらは、ツバメオモト。純白の花が特徴的。
ミヤマスミレ。濃い紫色の花と鋸歯のはっきりした葉が特徴的です。
こちらは、キバナノコマノツメ。
深山から高山の草地に広く分布する色鮮やかなスミレです。
コイワカガミ。
岩場で張り付くように咲いていました。
シロバナノヘビイチゴ。
夏には、赤いイチゴができて美味です。
ヒロハヘビノボラズ。
葉脇の鋭いとげが特徴的で、ミヤマシロチョウの幼虫の食草です。
さて、いよいよ、亜高山帯へと突入です。
チシマアマナ。
亜高山から高山の草地に生える花です。
今日の最終目的、とある岩場へ到着しました。
ここまで、3時間半。急登にうんざりしていたところで迎えてくれたのは....。
クモイコザクラ。
亜高山から高山に咲く、サクラソウ科の花です。
ごく限られた岩場で見ることができます。
今年は暖かい陽気が多かった影響からか、早くも花期後半といった感じです。
そして、帰り道で待っていてくれたのは、
ホテイラン。
八ヶ岳はたまたラン科の花を代表する野生ランです。
静かな林床に、転々と咲いていました。
最後に、レンゲツツジが咲いていました。
霧ヶ峰もそろそろレンゲツツジの花期を迎えます。
今年は花の色が例年に比べて鮮やかに感じられます。
きっと、真っ赤な絨毯が広がることと思います。
全行程6時間の花探しも、これで終了です。