今週、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。

外に出たスタッフが口をそろえて「寒い・・・」と言いながら戻ってくる日があったかと思えば、

逆に、少し歩いただけで汗ばむような陽気の日もあり、

体調管理に気を遣う毎日です。

一日の中でも、曇ったり、日が差したり、雨が降ったり止んだり、

また晴れ間がのぞいたり・・・

目まぐるしい移り変わりに、心と雨具の準備が間に合いません。

今日は今のところ、穏やかな梅雨の晴れ間の一日です。

少し気温が上がると、セミやカッコウやホトトギスが鳴き出し

急に夏の気配が近づくのを感じます。

数日前から、ホトトギスの声がすぐ近くの木から聞こえていて、

どこにいるんだろうと周囲をさまよい歩きましたが

姿を見ることはできず・・・。

かわりに、管理センター脇の何でもない地面に

シロバナノヘビイチゴの小さな赤い実を発見しました。

花も葉も成長途中の普通のイチゴのようで、

これは、さっそくイチゴ狩りか？と一部で色めき立ちましたが

何とか思いとどまりました。

木々が青々としてくるにつれて、花粉が目に見えて多くなってきました。

少し窓を開けておいただけで、机の上がざらついた感触になり、

外に置いた車は一様にぼんやりとした薄黄緑色になっています。

たまに少しの雨で、車の上の花粉が流れて独創的な模様に

なっているのを見ると、どうにも複雑な気持ちになります。

そんな駐車場の脇の、なんでもない地面には、

ジシバリの花が目立つようになってきました。

地面を縛るようだ、とは、なんとも生命力を感じるネーミングです。

今日はうっすらとした雲がかかる天候でしたが、

午前中には太陽に暈がかかった様子を見ることができました。

（ハロ、というそうです）

不思議な空模様を写真に収めようとして、眩しさに悪戦苦闘・・・。

子どもの頃、「太陽に暈がかかると、雨が降る」と言われて育ちましたが、

今日のところはこのままお天気がもちそうです。