去る7月21日、夏のイベント第一弾、「硫黄岳登山」を実施いたしました。
2年連続で中止の中、3年目の正直で無事実施することができました。
直前に梅雨明けを迎え、当日は朝から太陽まぶしい好天に恵まれました。
6時に管理センターから桜平の駐車場まで向かい、準備体操を実施。
いよいよ出発です。
八ヶ岳方向から登る朝日がまぶしいです。
谷間の向こうには峰の松目、ダケカンバや唐松の緑がまぶしいです。
約40分程度で夏沢鉱泉到着。小休憩ののち出発。
登山道わきを沢が流れ、山中にすがすがしい滝音が響き渡ります。
途中の橋で一休み。ガイドの方がハコネサンショウウオを発見。
皆さんで観察しました。
オーレン小屋を経て夏沢峠についたのは9時30分ころ。
このころには、野辺山側に雲がかかり始めました。
少し天候が心配です。
いよいよここから本格的な見晴らしの良い登山道が始まります。
どんどん高度を上げていくと、遠方には夏沢峠が見えます。
さらに高度を上げると足場はガレ場になり、
天狗岳や諏訪湖など一望することができます。
ケルンが見えてくると、頂上もあとわずかです。
頂上直下、硫黄岳爆裂火口をバックに記念撮影。
頂上では昼食を食べてまたまた記念撮影。
主峰赤岳は、雲から出たり入ったり。
梅雨明けにしては湿度が高く、雲がもくもく湧いてきます。
頂上からの景色を堪能し、予定よりも遅れていたため
硫黄岳山荘はあきらめて下山です。
イワヒバリが見届けてくれました。
霧に包まれる中下山です。
この後、全員無事に下山し、予定より少し遅めの16時30分には解散しました。
3年ぶりの開催は天候にも恵まれ、非常にご満足いただける登山となり、
感動のお声も頂戴いたしました。
さて、来年はどんなルートを計画するのか、今から思案中です。
おまけ この日見られた花々。
キバナノコマノツメ・オトギリソウ・オガラバナ・ヨツバシオガマ
ゴゼンタチバナ・キソチドリ・シロバナノヘビイチゴ(果実は美味)
コフタバラン・コガネイチゴ・ミヤマシオガマ・イワツメクサ
ミヤマダイコンソウ・ムシトリスミレ・リンネソウ
イワウメ・ハクサンシャクナゲ
そして、コマクサなどでした。