昨日は、比較的穏やかだった午前中から一転し、
お昼前から急に世界の終わりのような空模様になりました。
ほどなくして雪が降り始め、あっという間に周囲は真っ白に・・・
風が強かったため、窓を閉めていても轟音が聞こえ、
雪が横殴りに流れていくのを屋内から眺めて
早く帰りたいような、この天気の中を外に出たくないような
複雑な気持ちで一日を終えました。
今朝は雪も止み、時折青空が見えないこともない
微妙な天気です。
積雪は管理センター周辺で5~10㎝程度と
覚悟したほどの大雪ではありませんでしたが、
今日の正午過ぎでも外の気温が-9℃と冷え込みは続いており
降った雪がすぐには解けそうにない気候です。
天気予報を見ると、この先も雪のマークがついている日が多くありますので
寒さや雪への備えをしていただき、
また、道路の除雪は行っておりますが
積雪、凍結時の道路の通行には十分にご注意ください。
先週末は雨が降り、冬に降るものと言えば雪しか想像していなかったので
予想外の天気に驚きました。
寒さが少し緩み、わずかに降った雪も
晴天が戻るとすぐに解けていきます。
ストーブのない我が家の気温が10℃を超える日も出てきて、
もしかすると今季は、ストーブを出さないまま春を迎えるような気もしてきました。
・・・と、余裕の構えでいる間に、今日は「大寒」、
この時期は1年で最も寒さが厳しくなる頃だと言われます。
折しも、来週には非常に強い寒波がやって来る予報・・・
冬の厳しさに負けないよう、家と体調を整えたいと思います。
それにしても、最近、行動範囲が狭く、自宅と会社の往復の間に撮る
写真が定点カメラのようになっています。
ずくなしです。
寒いせいでしょうか。
「ずく」はこの辺りの方言で、強いて言えば
『面倒だなあと思うような物事にあえて取り組む気力』
というような意味です。
(「ずくがない」「ずくを出す」のように使います)
なかなかこのニュアンスを共通語でうまく表現できない言葉なので
いっそ全国に通じるようになればいいのに、と思っています。
そんな説明はともかく、天候が安定しているうちに
ずくを出して、この時期にしか見られない冬の景色を楽しんできたいものです。
年が明けてから、時々うっすら雪が降ったりしながらも
概ね穏やかな天候の日が続いています。
毎日よく晴れ、近隣の山もよく見通せます。
麓から眺める限り、今のところ例年に比べても
山の雪はそれほど雪が多いようには感じられません。
豆腐のような体力と根性しかないため
雪の季節になると山にはいっさい近づかなくなりますが、
山の上はどうなっているんだろう・・?と
白い山々を見るたびに白銀の世界を想像します。
昨日は夕暮れ時まで雲があまり出ず、
帰り道では空が夕焼けに染まって見えました。
管理センターを出てから、
ちょうどよく視界が開けるところにたどり着く数分の間にも、
どんどんオレンジが薄まり、群青色の面積が増えていきます。
冷たい空気は澄んでいて、西の空にひときわ明るく輝く
惑星が見えました。
そして、よく晴れた日の翌朝は、凍えるほど気温が下がります。
朝、出発しようとしても、
車の窓ガラスを覆う、独創的な模様の霜(質感はほぼ氷)に阻まれて
長時間の暖機運転を余儀なくされ、
つい、待ちきれずに小型のカッパキのような道具で削り始めてしまいます。
(※あまり、無理に削り取るのはよくないそうです)
今日の日中は気温が10℃近くまで上がり
日差しにも少し暖かさがありましたが、
晴れていてもさすがに冬本番、という感じの冷え切った一日もあり、
標高の高さを実感します。
例えば、
この日、天気は快晴、もうお昼過ぎなのに、
この氷柱、いったいいつまであるんでしょうか・・・