よく晴れて、暑い日が続いています。

今日も長野県には熱中症警戒アラートが出ていて、

朝から焦げ付きそうな日差しが降り注いでいます。

このところ、しばらく同じような晴天が続いていて、

暑さのあまりふと気が遠くなる瞬間があります。

朝、照りつける日差しに木の葉がぎらぎらと光っているのを見ながら

こちらの生気が失われていくのを如実に感じます。

歯を食いしばって、先日つぼみだった、道端のウバユリの様子を見に行きました。

うす緑色に見える、長い花弁が開いていました。

目立つ華やかさではありませんが、上品で美しい花です。

それにしても、日なたは本当に暑い。

どうぞ体調に十分お気をつけてお過ごしください。

毎年、本社の敷地内では夏の昆虫がよく見られますが、

この暑さで今年はどうなっているのだろうか・・・と思っていたところ、

先週、甲虫先輩にゴルファーズロッジ側の通用口に呼び出されました。

生け垣がカブトムシ銀座となっていました。

ひと目で15匹ほど数えられました。

よく見ると、暑さを避けて地面に半分ほど潜ったものや、

外灯に取りついているもの、わずかな隙間に潜んでいるものなどもいて、

さながらカブトムシ祭りのような勢いでした。

甲虫自体が少ない年や、毎日観察してもほとんど見つからない日もあるので

奇跡のような瞬間です。

捕まえることはせず、写真に収めて戻りました。

相変わらず暑く、これがまだ1ヶ月くらい続くのかと思うと

軽く絶望を感じます。

すでに暑さに痛めつけられた体の動きが鈍くなってきていて

長く歩くのが億劫になり、何日か前に道端でユリが咲きそうになっていたのを

確かめに行く気合が出ません。

いや、ここに書いたからには

今日こそ見に行ってこようと思います。

毎日青空が眩しいです。

時折、夏らしいもくもくした雲や、

秋の空のようなうろこ状の雲も見られます。

（ちなみに、秋の気配はまったくありません）

3日ほど前の朝には、白鷺の群れのような雲が美しくかかっていました。

そう言えば今年は、梅雨明けしてからあまり雨が降らないな・・と思っていたら

昨日はお昼を過ぎたあたりからにわかに掻き曇って来て、

一時は雷を伴った激しい雨となりました。

世間の情勢を見るため、通用口に出てみると、

不穏な雲が頭上を覆っています。

が、まさに頭上しか覆っていません。

下界の晴天がわずかに見えます。

家に帰っても暑いのかな・・・

と思っていましたが、しばらくすると雲が広がり、

まとまった雨が降った蓼科周辺は驚くほど涼しくなっていました。

今日はまた、晴天が戻って来ています。

暑いです。

どうぞ体調にお気をつけてお過ごしください。