森だより 夏号の巻頭特集で紹介しました、
北八ヶ岳、天上の池めぐりをご案内します。
本来は、オーナー様と回る予定でありましたが、コースの関係上、
本社スタッフ２名と広告代理店２名の、計４名で北八ヶ岳周辺をめぐってきました。
幸い、梅雨入り直前で一日いい天気に恵まれた取材となりました。
８：４５分に北八ヶ岳ロープウェイ駐車場に集合し、
９時のロープウェイに乗ると、早速、新緑の森から南八ヶ岳への眺望が楽しめます。
降り立った坪庭では、高山植物が咲き始めていました。
ミネズオウ 
コイワカガミ
アオジクスノキ 
ウスバスミレ
坪庭から頂上までは、針葉樹林独特の香りを楽しみながら登ります。
また、北横岳ヒュッテ前では、タカネザクラでお花見です。
南峰頂上へ到着。
坪庭のかなたに南八ヶ岳が見えます。
いつみても、広大な景色です。
北峰頂上からは、蓼科山もくっきりです。
さて、ここからは、亀甲池へ向けて急坂を降りていきます。
途中に残雪も・・
亀甲池まで１時間１５分。降雪が少なかったせいか、池の水が・・・・・・。
干上がった池畔で昼食です。
気を取り直して、双子池へ向かいます。
途中、イチヨウランとタケシマランが咲いていました。
たどり着いた双子池の雌池は、若干水が少ない状況でしたが、
池畔の枯れ木と深いグリーンの水、青空のコントラストが印象的でした。
また、雄池も深いグリーンでした。
さて、次の目的地は、雨池です。
雨池も、水は少ない状態でした。夏が心配です。
途中の唐松やダケカンバ林は、新緑に包まれていました。
雨池から縞枯山荘経由でロープウェイに帰ってくる途中には、
コヨウラクツツジやミツバオウレンが咲き
縞枯現象も見ることができます。
ここで非常事態です。
取材をされながらの山行。ロープウェイの最終便に間に合わないことが判明。
仕方なく、ロープウェイ山頂駅から山麓駅までは徒歩となりました。
とほほ・・・・。
夕日に染まる立ち枯れたち。
夕日に染まる北横岳と唐松
夕日に染まるダケカンバと北横岳
遠方（霧ヶ峰方面）では滝雲らしき現象が。
シダも夕日に染まります。
夕日に包まれるなか１８時３０分、無事下山いたしました。
これで、９時間３０分、行程１０ｋｍに及ぶ取材は終了です。
