暑い日が続いています。
梅雨明けからもうずっと暑い気がするのに、まだカレンダーは7月で、
8月がこれから来るということに改めて気づき、愕然としました。
人生の多くを標高1000m以上の山中で過ごしている身には
昨今の猛暑は耐え難いですが、
夏が来て、植物も昆虫も人も生気を増していく様子には
つられて高揚感を感じます。
今日も夏らしい真っ青な空と、
夏らしいもくもくした雲が、夏休み気分を運んで来ます。
(実際は、夏休みはありません)
子どもの頃、夏休みといえば林の中に分け入って珍しいチョウを探したり
田んぼの土手でバッタを追いかけたりしたものでした。
(なんとも、野性味あふれる子どもでした)
本社屋周辺には、季節ごとに様々な昆虫が見られ、
それほど昆虫に熱心でない普通の大人になった今でも
子どもの頃の夏休みの気持ちを思い出します。
昼間のこんな物陰や、
こんな隙間にも、カブトムシが。
その後、気をつけて、下を見ながら歩くようになりました。
先日、急な雷雨があった日の夕方、駐車場に車を入れると、
となりの車のタイヤに、セミがとまっていました。
よりによって、なぜそんなところで雨宿りしているのか・・・?
しかたなく、
車のエンジンがかかったら、すぐに飛び立つのだよ、
とセミによく言い含め、写真を1枚撮らせてもらいました。
その後、気をつけて、タイヤに何かとまっていないか観察してから
車に乗り込むようになりました。