週の前半は、晴れていても、雲が多くても変わらずに暑く、
枕詞のように「暑い」を連発する毎日でした。
それでも、直射日光は熱いけれど、吹いてくる風が熱風でないのは
高原の過ごしやすいところです。
雨天だった木曜日は、急に気温が下がり
暑さに慣れた体が時に肌寒さを感じるほどでした。
一時的に暑さが和らいだことで、なんとなく
体調が整ったような気分になり、
にわかに溢れ出てきた食欲を持て余しています。
最近、管理センター付近では高い声で短く鳴く
オレンジ色のお腹をした鳥がよく見られます。
警戒されているようで、あまり人の近くには来ず、
最初、少し離れた車のアンテナにとまっているところを写真に撮ろうとして
まったく鳥にピントが合わせられないという苦い経験をしました。
鳥の前に、まずカメラと仲良くなる必要があります。
こちらがデジタルなカメラと格闘している間に、
誰も捕まえて食べたりしようとしていないことが鳥に伝わったのか、
所長がすんなり撮影に成功しました。
何の鳥か知りたくて、羽の模様をたよりに図鑑と見比べましたが、
これだ!と思った鳥には「渡り鳥(冬)」と
はっきり書かれていました。
図鑑とも仲良くなる必要がありそうです。
※追記
その後、各方面から助言とご指摘をいただき調べた結果、
やはりジョウビタキではないかという結論になりました。
本来は冬の渡り鳥ですが、八ヶ岳山麓では近年、
夏でも見られることがあるそうです。