11月下旬は薄気味悪いくらい暖かい日があったりして
本当に長期予報のとおり厳冬なのか・・・?と疑っていましたが、
12月の声を聞いたとたんに冷え込むようになってきました。
朝、車のフロントガラスが凍っているのを見ると、
ああ、冬が来るのだなあ、と一層寒さが身に沁みます。
我が家は11月下旬にやっと重い腰を上げて炬燵を出し、
今はストーブをいつ出そうか、タイミングをはかる日々です。
周囲の木々はどんどん葉を落としています。
風もないのにはらはらと葉が落ちていくのを見ていると、
北原白秋やヴェルレーヌ的な秋の詩をうっすらと思い出して
(はっきりと思い出すには、学生時代から長い年月が経ちすぎました)
物悲しい気分になったりしますが、その後に残るのは、
落葉、
落葉、
また落葉です。
自宅の駐車場が、1日で落葉松の葉で覆われた時には
いったいどんな暴風が吹いたのかと思いました。
自宅の対岸の崖も、背後の崖も、落葉松があるのは確認できるのですが、
どちらも100ⅿ以上離れているのに・・・
恐るべき秋の風、恐るべき落葉松です。
しばらく、車のボンネットの付け根のところや、フロアマットなどにたまる
松葉と戦う日々が続きます。