日が短くなってきて、会社にいる間に夕暮れを迎えるようになりました。
昨日は薄暮の美しい空が見られました。
今日は朝から晴天で、まさに行楽の秋といった天候です。
今年はお彼岸のあたりまで耐え難い暑さが続いていましたが、
その後、季節が一気に進み、突如として寒くなりました。
暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気候の日は3日くらいしかなく
体感としては、9月を飛ばして10月に入った感覚です。
管理センター周辺の木々も、徐々に秋色に変わり始めています。
事務所から眺めると、葉が落ちてナナカマドの赤が鮮やかに見えます。
細い桜の木の葉もすっかり赤茶色になりました。
大きな栗の木の下には一面に栗のイガが落ちていて、
拾いたい気持ちを大人らしく理性的に抑えています。
実りの秋です。
山の秋と言えばきのこですが、今年は夏の高温と少雨の影響で
近年にない不作だとニュースで聞きました。
例年、社屋の周りを歩くと様々な雑きのこや謎きのこを目にするものですが
今年はほとんど見かけません。
目を皿のようにして、ようやく毒きのこ風の小さな個体を1つ見つけました。
毎年、地球外生命体のようなものやファンタジーな感じのもの、毒々しいものなど
いろいろなきのこを発見するのが楽しいのに、
(たまに食べられるきのこも見つかります)
今年はつまらない・・と嘆いていたところ、
敷地のどこかにあるらしいジコボウの写真を長老先輩が撮影してきてくれました。
ちなみに、きのこ(食用)の生える絶好の場所は、知っていても親兄弟にも教えない、
というのが昔からの共通認識だそうです。