ニッコウキスゲが見頃ですよ、と同僚の野の花の達人に勧められ
ビーナスラインへドライブに出かけました。
見頃の情報は各所で伝えられていたので、きっと混んでいるに違いない、と
気持ち早めに出て富士見台の駐車場に車を入れました。
富士見台というからには、きっと富士山が見えるに違いないのですが・・・

この日は雲が多めで、富士山方向(推測)に限らず、遠くの眺望はありませんでした。
常に富士山には縁のないゆるウォーキングです。
お目当てのニッコウキスゲはと言うと、
明るいオレンジ色が見事な群落を見せていました。
遠くからでも丘一面に花が咲いているのがわかります。
遊歩道は観光の方で混み合っていました。

20分ほどかけてゆっくり遊歩道を登っていくうちに、晴れ間ものぞき
慌てて写真を撮ります。
これまで時期外れか、鹿の食害で数が減っていた時期にしか来たことがなく、
こんなに花数が多いところは初めて見ました。
当たり前ですが、行かないと見られない景色はあるのだなあ、と感慨深かったです。

丘を下りてから、池のくるみや霧ヶ峰の方へ車を回して辺りを少し歩き、
緑が濃くなった山々の風景や高原の小さな花を楽しみました。
ルリシジミや、ヒョウモンチョウのなかまが多く飛んでいて、
気配を殺して忍び寄り、写真を撮りました。

山から戻ると、日焼け止めを塗り忘れた首の後ろが
信じられないくらい日に焼けていました。
屋外で活動する時は、曇りでも水分補給と紫外線対策が必須だと
いうことを身をもって学びました。