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2022年9月アーカイブ

2022年9月30日 18:02

蓼科の秋が深まる10月15日(土)、16日(日)に蓼科湖畔で「蓼科湖フェス」が開催されます。

 

<10月15日(土)>

13:30 御柱曳行体験

19:30 蓼科湖花火大会

<10月16日(日)>

9:00~15:00 ダンスパフォーマンス、地元特産品等の販売、キッチンカー、SUP体験など

イベントの詳細はチラシをご覧ください。↓

蓼科湖フェス.pdf

 

中でも蓼科湖花火大会は、秋の蓼科観光をを盛り上げるため数十年ぶりに復活します。

当日は花火大会に合わせ、三井の森から蓼科湖への無料送迎バスを運行いたしますので

ご希望される方は、下記お申し込み先までご連絡ください。

秋の蓼科湖で夜空を彩る花火を是非お楽しみください。

 

【蓼科湖花火大会 無料送迎バス】

運行日時:10月15日(土) 

     行き:別荘地発 18:00(いずみ平管理センターを経由します)

        詳しい乗車場所・時刻はご予約された方に直接ご案内いたします。

     帰り:蓼科湖発 21:00                   

先着順(20名様まで)、完全予約制となります。

1オーナーで4名様までとさせていただきます。

※予約受付期間:10月1日(土) ~ 10月10日(月祝)まで

 

お申込・お問合せ先・・・ 蓼科管理センター

             TEL: 0266-76-2101

 

2022年9月28日 18:52

秋が深まると混みそうなので、今のうちに行かなくては・・という

若干前のめりな理由で、先週、北横岳に出かけました。

ゆるウォーキング、久々の山です。

北横岳は北八ヶ岳の中にあり、標高2480mの山ですが

北八ヶ岳ロープウェイで2237mの地点まで行くことができます。

IMG_0746-2.jpg

おそらく、この豆腐のような体力では、ロープウェイがなければ

一生挑戦することができなかったことでしょう。

100人乗りのロープウェイはこの日、コロナ対策で60人までに制限されていました。

出発時間前に人数制限に引っかかったので、山はけっこう混んでいるんだな、

とわかります。

しばらく待って、次の便で山頂駅まで登ると、

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少し靄がかかっていますが、御嶽山や南アルプスが見えます!

ちょうど台風が近づく直前で、天候自体にも不安があり、

また、これまでのゆるウォーキングではまったく遠くの眺望に恵まれなかったので

一瞬目を疑いました。

晴れているだけで感動的です。

現金なもので、これだけで頑張れそうな気持ちになり、元気に登山を開始しました。

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ロープウェイ山頂駅の先には、溶岩が固まった岩と低い丈の木が

不思議な景色を作る坪庭が広がっています。

多少の高低差はありますが、ここまでなら比較的軽装でも来られそうです。

坪庭を抜け、いよいよ北横岳の登山道に入っていきます。

IMG_0699-2.jpg

当たり前ですが、道がにわかに登山道らしくなってきました。

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最初の元気が順調に失われていきます。

マスク生活の浅い呼吸で肺活量が低下したのか、少し歩くと息切れがしてきます。

同行の行楽の達人を待たせながら、小刻みに休憩を取り、

きのこがあれば写真を撮り、すれ違う人に道を譲りながら

無理せずゆっくり登っていきました。

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登山道は混み合っていて、前後に人が見えないことがほとんどないほどでした。

どの山でもそうですが、年配の方からお子さんまで、幅広い年齢層の方がいます。

もう無理、と何度も思いましたが、全員が健脚に歩いているのを見ると

自分でも行けるかも・・という気がしてくる、流されやすい性格です。

きっと粛々と登っていくと、いつかは山頂に着くのです。(悟り)

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疲れが限界を超えたためか、山道の記憶も写真もほとんどありませんでしたが、

山頂にたどり着いた時に目の前に見えた蓼科山には歓声が出ました。

いつも見上げる山が、すぐ横にあります。

まだ天気は崩れることなく、八ヶ岳や、

遠く北アルプスの方まで見渡すことができました。

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これまでのゆるウォーキングにはなかった風景です。

疲れが吹き飛ぶ・・・ことはありませんが、

下山の力になることは間違いありません。

山頂もとても混み合っていましたが、遠くの山や

立ち枯れた木、強風で片側にだけ枝を延ばした木などを眺めながら

のんびり休憩を取りました。

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山頂駅から2時間近くかかりましたが、無事に到着できてほっとしました。

もう今期の集大成の雰囲気ですが、暑さが去り、木々が色づくこれからが

ウォーキングのベストシーズンです。

今後も勇気をもって山に向き合おうと思います。

それにしても、

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はるか下の方にロープウェイ山頂駅が小さく見えますが、

よくここまで登ってきたものだと思うと同時に、

あそこまで下りないと帰れないと思うと、少し気が遠くなります。

 

2022年9月12日 11:12

白駒池の駐車場から車で20分ほど、麦草峠を佐久穂町側に下ったところに

「八千穂高原自然園」があります。

白駒池から向こう側にはあまり行ったことがなかったのですが、

もしかすると、ずっと見たかった花が咲いている可能性があるかも・・・

といううっすらとした情報をもとに、今回初めて行ってみることにしました。

入口で入園料を払いながら、

「フシグロセンノウは咲いてますか?」

と聞いてみると、

「いや~もうちょっと遅いね~!」

あっ、そうなんですか!?

何でも、夏が暑かったせいで、全体的に花が早かったそうです。

歩き出す前から意気消沈していると、つられて(?)天候まで下り坂になってきたので

急いで散策コースに入りました。

DSC_0921-2.jpg

園内には、時間や体力によって選べる散策コースが3種類あります。

1時間ほどで回れる「青の小径」を選び、きれいに整備された遊歩道を歩きました。

途中、鹿除けの防護柵に保護されたお花エリアがあり、

入ってみると、マツムシソウやオミナエシなど、秋の花が咲いていました。

(ここからは、同行した行楽の達人の写真でお楽しみください)

P1000287-2.jpg P1000288-2.jpg

お目当てのフシグロセンノウのオレンジ色を探していると、

ついに、雨が降ってきました。

慌てて林の中に戻って雨具を出しましたが、木々の中はそこまで雨が気にならず、

また、ゆるウォーキングは遠くの眺望には恵まれないかわりに雨には降られない、

という謎の自信に基づいて、奥に進むことにします。

園内には川が流れていて、滝も見ることができました。

前日の雨もあり、流量が多く迫力がある「飛竜の滝」と、

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苔むした岩が流れを分ける「もみじの滝」。

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林の中を水音を聞きながら歩くのは気持ちがよく、

滝を後にする頃には執念が天に届き、雨も止みました。

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妙な形状のきのこや、トリカブトの鮮やかな青紫色を楽しみながら

「遊亀湖」を回って、鹿の防護柵のところまで戻ってきます。

柵の反対側の入口から中に入ってみると、

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ありました!フシグロセンノウです!

ほぼすべてのエリアで花が終わった株しか見られなかったのですが、

ここにだけ、ぎりぎり何株か咲いているものが残っていました。

あたたかなオレンジ色の、ナデシコのような花です。

子どもの頃、山中にあった我が家の近くの道路脇の崖に咲いていて、

今はもういない祖父が、見つけては教えてくれたものでした。

(祖父は「こたつ花」と呼んでいました。そういう地方もあるそうです)

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山でこのオレンジ色はとても目立つので、一番最初に覚えた花です。

懐かしい気持ちで花を眺めていると、次第に日が差してきました。

少し暑くなり、また一日中歩き回って疲れたので、

隣の食堂でソフトクリームを買ってひと休みしてから帰ることにしました。

自然園の散策マップを見ると、クリンソウ、ヤナギラン、ベニバナイチヤクソウ、など

多くの花の表示があるので、春や夏のもう少し早い時期に来た方が

花は楽しめるかもしれません。

また時期を合わせて訪れたい場所です。

 

2022年9月 8日 17:36

少しずつ暑さが和らぎ、そろそろ長めのウォーキングにも

体が耐えられるのではないか、と

不安定な天気の合間を縫って、高見石に出かけました。

茅野市の市街地を出発した時には、いい天気と言って差し支えない感じでしたが、

向かう八ヶ岳方面には雲がかかっており、すでに眺望に不安があります。

DSC_0887-2.jpg

白駒池の有料駐車場に車を止めて、歩き始めました。

完全に下界で見た雲の中に入っています。

前日の雨で、足元は石や木道が滑りやすく、

水たまりやぬかるみ状になっているところも多くて

一歩一歩を慎重に踏みしめて歩きました。

白駒池周辺は、コケの森として知られています。

DSC_0901-2.jpg DSC_0902-2.jpg 

素人には違いがわかりませんが、とても多くの種類のコケがあるそうです。

登山道の脇から森の奥まで雨でしっとりと湿ったコケが広がっており、

どこかこの世のものではないような、不思議な雰囲気でした。

ただ、あまり景色に気を取られると、木道で滑って転倒しそうなうえに、

なんとこの日はカメラを会社に忘れるという失態で、

写真があまり撮れませんでした(!)

DSC_0892-2.jpg

現代社会の皆さんはおそらくこんな時、スマホで写真を撮られると思いますが、

これらの写真はすべて、二つ折り携帯で撮影しております(!!)

この縦横比、懐かしいですね・・・

早く時代に追いつきたいものです。

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用心深く歩きながら、コケときのこを堪能し、じりじりと続く勾配に体力を削られながら

1時間ほどで高見石小屋に着きました。

少し休憩してから、高見石に挑戦します。

高いところがあまり得意でなく、はたして岩山を登れるのか不安でしたが

登りやすいルートの岩にマークが描かれていて、

一応、それに従って進むと頂上までたどり着けました。

体幹に自信のない場合は、積極的に手で掴まった方が安全です。

そうして息も絶え絶えに到達した高見石は、晴れていれば絶景が望めるのですが、

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360度、霧でした。

なんとなく予想はしていましたが、やっぱり、眺望には縁がありません。

一瞬だけ霧が流れて、眼下に白駒池が見えたのを、

同行の行楽の達人がとらえました。(もちろん、デジカメで)

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晴れていたら池も、遠くの山々も、美しく見えることでしょう。

いつかゆるウォーキングの呪いが解けて、

どこかの晴天とどこかの絶景をご紹介できる日が来ることを願っています。

 

白駒池の様子はこちら ↓

四季のアルバム「白駒池とオオルリボシヤンマ」2022/9/6

 

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