3日間にわたる上社御柱祭山出しも、今日が最終日。
朝から雨の降るあいにくの天候ですが、熱い一日が今日も始まりました。
豊平地区担当の「前宮三」の御柱は朝一番の木落としを控え、
早朝6時過ぎからセレモニーなどが行われました。
そしていよいよ木落とし本番。待っていたかのように雨も小降りになりました。
御柱は、倒れることもなく、勇壮かつ華麗に坂を滑り落ちていきました。
この後は、天候も回復し、山出し最後の見どころ、川越しへと向かいます。
途中の、国道を渡る場面では、一気に御柱が交差点を通過していきます。
近代発明品とのコラボは、不思議な気もします。
さて、いよいよ川越しです。
御柱を宮川の雪解け水で清めるに当たり、様々な行事が行われます。
そして本番。
川を無事にわたった「前宮三」の御柱は、御柱屋敷へと向かいます。
これで、綱置き場から20kmに及ぶ山出しが終了しました。
最後は、3日間の曳航を全員が称え会場が最高潮に達し幕を閉じました。
さて、ここからは、「本宮四」の原・泉野地区担当の御柱です。
木落としから川越しまでダイジェストで。
なお、御柱屋敷に曳きつけられた8本の御柱は、
一か月後の里曳きを控え、御柱屋敷で保管されます。
一般の方でも気軽に見ることができますので、ぜひ、お出かけ下さい。
各御柱の大きさを実感することができるでしょう。
以上、御柱祭最終日でした。
なお、「上社御柱祭 里曳き」は、5月3日(火)~5日(木)の3日間行われ、
一般の方も楽しめる、お舟や騎馬行列、花笠踊りなど、
山出しとは雰囲気の異なる、華やかなお祭りとなります。
是非、こちらもお出かけ下さい。
また、今週末の8日(金)~10日(日)からは、下社御柱祭山出しがおこなわれます。
急坂を滑り落ちる大迫力の木落としは、上社とはまた異なる雰囲気となっております。
ただし、こちらは、観覧並びに入場規制が上社よりかなり厳しいようですので、
こちらをご参考いただき、よくご理解のうえお出かけ下さい。