気持ちのよい晴天に誘われて、茅野市内の里山・小泉山(こずみやま)に登ってきました。
ゆるウォーキングと言いながら、山です。
昨年の「三井の森だより・夏号」では、『田道口』からの登山の様子が紹介されていましたが、
この日はグリーンライン沿いの『粟沢口』から挑戦します。
地元では子どもから年配の方まで、比較的気軽に登る里山です。
『粟沢口』は、登山口がわかりやすく、駐車場もあります。
しかし、5合目までは、少し厳しい道が続きます・・・。
2合目までは、舗装された道がまっすぐ伸びています。
この絶妙な斜度が、じわじわと運動不足の体にこたえます。
すでにふくらはぎが痛いですが、ゆっくり登っていきます。
3合目から道が急に険しくなります。
途中から、手すり代わりのロープも出現します。
(このロープ、登りよりも下りの時に重宝しています)
小泉山のよいところは、あまり人に会わず、自分のペースで登れるところ。
無理せず、止まったような速度で進みます。
5合目を過ぎ、途中の富士浅間神社の祠の辺りまで来ると、
荒れ狂っていた心臓がようやく静まってきました。
もう少し、平地で体力づくりをしなければ、と決意を固めます。
ここまで来れば、山頂はもうすぐです。
やっと少し、周りを見る余裕が出てきました。
ガマズミやヤマツツジの花が咲いていて、疲れが少しやわらぎます。
しばらく歩いて、山頂に到着しました。
小泉山は木が豊かに生い茂っていて、眺望に恵まれるところは限られますが
山頂から見る八ヶ岳は、ここまで登った達成感もあり格別です。
編笠山のなだらかな裾野が美しい!
運が良ければ富士山も見えるようですが、残念ながらこの日は雲がかかっていました。
往復で、1時間程度の軽登山。
富士山が見られるまで、また別の登山口から挑戦してみようと思います。